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One Day

 お盆休み最後の日、久しぶりに10km走った。6週ぶりくらい。例年はこの時期もっと頻繁に走っているのだが昨年12月から週に2回の水泳教室に通い始め、まだ初心者コースにいるとは言えそれなりに運動量があり、日頃からいい意味で肉体的に疲労感がある。これを言い訳にあまり今年は地上を走っていなかった。ところがお盆休みと言うことで水泳教室自体が1週間お休みに入った。実質的に10日間水に入らないことになる。まぁ、たまに身体を休めるのもアリだと思い、特に何もせず今年はのんびり過ごしていた。

 上手くできているもので、1週間くらい運動をしないでいると段々とムズムズしてきていた。連休の最後の日の午前中、とりあえずブログを書く。当ブログについて、基本的に一日一話完結で書いているのだが、この連休中に普段はあまりやらない、「一つのネタで2、3日にわたって連載するパターン」で書いていた。この時は「その3」を執筆していて、書きながらこの回で終わらなそうだったので、「その4」まで結末を伸ばすことに決めて「その3」を書き上げた。比較的調子が良く、早めに書き上げられたことに加え、次回のネタがもう決まっているので少し気持ちに余裕ができる午後になった。余裕を感じた次の瞬間、「あ、オレ、このあと走り出すな」と思った。そういうときの私の行動は、意志とは違うところが起点になるようだ。

 曇り空ではあったが12時半頃ではまださすがに暑く、厳しい10kmになった。完走できなくても構わないから先のことを考えず、一歩一歩に集中した。そのうち集中すること自体しんどくなってきたので、なるべく何も考えないようにして走った。前半は意識してスピードを落として体力の温存に努めたが、後半はもうバテバテで徒歩と変わらないのではないかと思えるスピードしか出せなかった。最後はフラフラで何とか完走できた。
 ゆっくり歩きながら深呼吸しながら川沿いの景色を眺めながらクールダウンし、止まってその辺の手すりに身を預けながら身体の各所をストレッチする。もうすでに腰や太もも付近には筋肉痛を感じている。この痛みが心地いい。
 帰宅しシャワーを浴び、水分をたっぷり取って休憩してからベッドで本を読み始めると、案の定いつの間にか寝落ちしていた。一時間半くらいして目が覚めるとまた本の続きを読み始める。少し早い夕食を頂いて7時のNHKニュースを見終わると、不思議と無性に「その4」を書きたくなった。
 ランニングの疲れを覚えつつ、3時間程かけて「その4」を書き上げ推敲する。「夜に書いたラブレターは次の日に見直した方がいい」と聞いたことがある。たぶんそれと似たような理由だと思われるが、私も夜に書いた文章をそのままアップしてしまうのは危険だと思っている。時間的に余裕があるときは次の朝を待って投稿している。慎重に検討した結果、4回の連載を締めくくるには充分にいい内容になっていると自負している。

 午前中にブログを書くことぐらいしか前もって予定を立てていなかった最後の休日。結局何も意図せず気持ちが流れていくままに過ごさせてもらった。何と幸せな生活だろう。今日の記事、こういうただの報告みたいな、深みも何もない内容の日がもっとあってもいいと思った。カッコつけずに。

 この日の最後は、頑張ったご褒美の映画鑑賞で締めくくりました。

aRanDy

 自分のものの見方・感じ方・考え方を伝えたい。心を開いて本当のことを書かないと伝わらないと思う。だから自分と精一杯向き合って心の言葉と巡り合えるように祈ろうと思う。取るに足らないことでもいい。伝えたいと思ったことを素直に届けたい。  聖書の言葉に惹きつけられ恩師に教えを乞いながら数年研究してきた。クリスチャンではないしキリスト教がどういうものなのか理解しているとは言い難いが、書いていく中で聖書の香りが漂うような表現ができれば嬉しい。そして誰かに勇気を与える一助になれば幸せだ。 ////////////////////////////////////////  I want to convey my own way of seeing, feeling, and thinking. I don’t think it will be delivered unless you open your heart and write the truth. Therefore, I will pray that I can face myself as hard as I can and meet the words of my heart. Though it might be insignificant for others, I want to deliver honestly what I want to convey.  I have been attracted to the words of the Bible, and studied for about four years while asking my teacher to teach me. I’m not a Christian and it’s hard to say that I understand what Christianity is, but I’d be glad if I could express it with the scent of the Bible as I write. And I would be happy if I could help give courage to someone.

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