家にいて、突然くしゃみや鼻水が止まらなくなったり、目が充血してかゆくなったりすることはないだろうか。私は自覚症状がないのだが、以前に「ハウスダスト」アレルギーと診断されたことがあって恐らくその辺が理由なのかとは思うが、特にスーッと流れ落ちる水のようなサラッサラな鼻水が止まらなくて、いやぁ~大変だった。あっという間に使ったティッシュペーパーで空のごみ箱がいっぱいになってしまう。熱があるという訳ではなく、咳も出ないので風邪ではないと思うのだが、何か花粉症の症状のような感じがある。かんでもかんでも鼻水が止まらなく、もうかみ過ぎて鼻の周りの皮膚が傷んできている。痛いので、かむのではなくティッシュで押さえて鼻水を吸い取るように対応する。寒さで身体が冷えたのかなと思い、暖房を強めて部屋を温めるもあまり効果がない。仕方がないので昨晩はあったかくして眠ってしまった。眠っている時は大丈夫だった。
翌日暖房のフィルターを清掃し、空気清浄機をつけ加湿とナノイーをONにしてみるもあまり改善が見られない。室温は22℃。外は極寒だが思い切って窓を全開にして空気の入れ替えを試みる。室温がドンドン下がっていき15℃になったところで窓を閉める。少し状況は良くなったように感じられるが、正確なところは分からない。もう少し我慢して完全に入れ替えた方が良かったか!?でももしかしたら気持ちの問題なのかもしれない。病は気から。
医者に診てもらったわけではないので確かな理由は分からない。部屋内の環境は前から同じだったわけで、なんでまた急にアレルギーなりが発症したのかは謎だ。何かまた違う原因なのかもしれないし。
止まるところを知らない自らの鼻水を押さえながら頭をよぎったことは、このまま症状が悪化していったら救急車を呼ばなければならない可能性と、もしかしたらオミクロン株かもしれないということ。あまりにもコントロールできない自分の未知の状態が恐くなって、少々大げさに考え過ぎてしまったが、何と言うか、自分の身体のことなのに理由も掴めないし、ちゃんとできない無力さを痛烈に感じた。結局自分の力だけでは自分のことさえも支えきれない。分からないことばかりだ。
タバコを吸ったことがなく、毎朝10kmのランニングを欠かさず、また糖分接種制限などの食事についても異常と言えるほど健康に留意している知人が、肺ガンに罹った。彼は「何故自分にこんなことが起きるのか」と理由を考えることは、これからを強く生きようとすることを妨げ、無意味だと言い放った。つ、強い。
こんなことを書くと、「こいつ、ついにヤバいところまで足を踏み入れたな」と思われそうで嫌なのだが、何となく、「死後の世界」ってあるような気がしてきた。何となく。この世で自分の思い通りになるようなことは何一つなく、全ては神さまの御心のままなのだと本当に感じるようになってきた。生かされているという感覚。自分の思い通りになっていると思う人がいるのなら、それは恐らく片寄った見方・考え方しかできておらず、思い込みだと思う。
だからもう「何をやっても結果は同じなんだから何もしなくてもいいよ」と言うのではない。「死んでも大丈夫だよ」というのでもない。むしろその反対で、今できることを精一杯やろうと思うのだ。
オレって意外に、いろいろ繊細なのかも