Half

投稿者: | 2021-05-31

 腕立て伏せの回数が30回からスタートして、毎日1回ずつ増やし、昨日42回まで伸びた。34、5、6回辺りが結構キツかったが、早くも筋肉が付いてきたのだろうか、その後はその日の目標回数に到達しても余力が残るようになってきている。少しお腹がすくようになった気がするし、そのせいか体重が少し増えた。その代わり肩・腕の疲労は当然ながら感じている。
 鍼灸院で刺す鍼が左肩肩甲骨のわきの下に近い部分で重く痛むようになった。鍼は“しこり”や筋肉の硬直のために血行が悪くなっている部分に刺すと痛む。何でもないところは刺さっていても感じず分からない。で、肝心の左肩から左ひじへの痺れについては、あまり軽減された気はしていない。ただ腕立てを再開して変わったのは、気合というか、「自分で直してやる~!」という強気が漲ってきたこと。「ウジウジ考えていないで、さっさと床に手をつけ!」という感じで、ちょっと一人軍隊トレーニングのようになっているが、まぁ、それはそれでいいかと思っている。
 いつまで続くか分からないが、とりあえず予定通り50回まで伸ばして、その後はセット数を増やしていこうかなと思う。年のせいか、40回を超えてくると腕立てしながら数を数えるのが長くて難儀になってくる。毎日のことだからその手の面倒は避けて、続けられる方法を模索したい。60回にもなれば数えられないんじゃないだろうか。運動に集中していると、途中で「いくつだったっけ」と、10の位の数字を忘れてしまう。だから30回のセットを2回とか3回とかやる方がいいかなと思っている。恐らくそっちの方がキツいし、続けられれば結果的に力はより付くと思う。まずは50回まで伸ばす。

 今日でこのブログを始めてちょうど半年になる。ただの通過点にしたい。特に何も記さず通過しようと思ったが、ちょっと区切りなので、やっぱりちょっと自分を褒めてあげたい。一日も欠かさずよく頑張った。恐らく生まれて初めて一つのことに毎日続けて真剣に従事できた。仕事でも趣味でも遊びでもなく、何かもっと別の凄いもののように捉えている。私にとってこれを書くことが一日を誠実に生きることに他ならない。大げさだとは思っていない。今は本当にこのブログの存在が私を支えてくれている。しかしやはり結構大変で、毎日喜びに満ち溢れてスイスイ楽しく書けているわけではない。苦しみながらも何とかかんとか喰らいついている感じだ。

 自分一人の力で書けているわけではないことは、火を見るより明らかだ。素晴らしい人たちに囲まれ、しかし屈辱的な思いもし、素敵な書物や映画等と出会い、あるいは自分の無力さに涙し、それでも私は努力を続けた。私を取り巻く世界と、そこから刺激を受けた私の心の世界の、両方の世界が、決して、決して平坦ではなかった毎日を助けてくれた。神さまに感謝しないわけにはいかない。

 「祈り」であり、自分の心と向き合う行為であり、無意識の世界・深層心理へのアプローチであり、心を落ち着かせる瞑想であり、そして神さまとの対話であるこの書く作業は、明日を強く生きようとする力をいつも与えてくれる。そして辛いけれども、もしかしたらこれが「使命」というか、「本当にやりたかったこと」なのかもしれないとさえ思うことができる。何と幸せな人生だろうか。半年記念に、これが一番言いたかった。

 とりあえずもう半年頑張ってみる。

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