CANADA」タグアーカイブ

席を譲る[Offer Your Seat]

投稿者: | 2022-09-04

 30年近く前にカナダのトロント市に住んでいた頃は、地元で祖母がまだ生きていた。異国で奮闘しているだろう孫の私を心配して、精神的にも経済的にも支援してくれていた。私は小さい頃は“おばあちゃん子”だったので、大学に入るため… 続きを読む »

皮肉な休日[An Ironic Holiday]

投稿者: | 2022-02-04

 カナダにいた頃、私は20代中盤から後半くらいの年齢で、それでも日本から私が通っていた英語学校へ来ている人たちの中では最年長だった。みんな大学を出たばかりか在学中くらいの年齢で、私は少しお兄さん的な存在だったかもしれない… 続きを読む »

Safety Zone

投稿者: | 2022-01-17

 アメリカ人の友人が言っていた。アメリカ人やフランス人は何かにつけて「やれ」と強要されると反対する性質があると。ステレオタイプ的な意見で、もちろん全員がそういう訳ではないだろうが、「大体みんながそうだ」ということだった。… 続きを読む »

a while

投稿者: | 2021-07-28

 「スタートレック ネクストジェネレーション」(以下「SNG」)という海外ドラマがかつてあった。ちょうど私がカナダに住んでいた1994年に、SNGの7年間にわたる放送が終了した巡り合わせだった。カナダで観るまでは番組自体… 続きを読む »

Deportation(その3)

投稿者: | 2021-07-02

 「絶望」していた。何もかも失った感じだった。喪失感だけでなく、カナダのアパートの維持と、どうやったら戻れるのかを考えると、やはり未来は絶望的だった。少なくとも一年間は再入国できないし、空港であんな思いはもう二度としたく… 続きを読む »

Deportation(その2)

投稿者: | 2021-07-01

 アパートを借りていたので、立ち退くにしろ、何とか一度アパートへ戻って大家さんなりと相談しなければならないと思った。事情を話して調査官にまさに懇願した。「何とか入国させてください。」プリーズと何回言ったかは覚えていない。… 続きを読む »

Deportation(その1)

投稿者: | 2021-06-30

 「親離れしたな」と思った瞬間がある。私にとってその瞬間はとても寂しいもので、もう頼ることができないという拠りどころを失う猛烈な孤独感に襲われた、言わば恐怖の瞬間でもあった。知人で、「大学時代にアパートを引っ越すために軽… 続きを読む »

a woman

投稿者: | 2021-05-20

 一目惚れだった。トロントの合気道道場で知り合った彼女はモントリオール出身のイタリア系カナダ人で、すなわちフランス語とイタリア語と英語を操る快活な女性だった。26から28歳頃の話。大きな瞳をしたとても包容力のある美人で、… 続きを読む »

AIKIDO

投稿者: | 2021-04-13

 カナダで生活していた頃、26~28歳くらいまで、合気道を習っていた。映画監督になるため、そこまでなれなくても映画の勉強をするのが主な目的だったので、まさか自分でも武道をカナダでやることになるとは思ってもみなかった。合気… 続きを読む »

ENGLISH

投稿者: | 2020-12-08

 朝の出勤中の30分ほどの時間、NHK朝の連続テレビ小説を毎日観ていた。ちょうど時間的に被るのだ。玉山鉄二さんが演じた「マッサン」からだから、かれこれもう5~6年ほどになる。いつしか朝ドラは生活にちょっとした彩りを加えて… 続きを読む »