Person」カテゴリーアーカイブ

心の中で生きる[Living in the Hearts of Others]

投稿者: | 2023-03-31

 死んだ人には勝てない。死んでしまった人とはもう会うことはできない。即ちその人との思い出がそれ以上増えることはない。死後、悲しみが薄れ、そういう事実が自覚できる時期に入ってくると私の中である種のノスタルジックな作用が働く… 続きを読む »

イエスの芽生え[The Budding of Jesus]

投稿者: | 2023-01-12

 イエス様の存在が私の中で確かなものになっていなかった。いや、今でも確かな存在として私の中にいるとは言い難い。神さまのことは、自分でも不思議なのだが、信じられるというか、もうすっかりいらっしゃることが当たり前になっている… 続きを読む »

書く絆[Bonding through Writing]

投稿者: | 2023-01-07

 高校の時の1年先輩にノンフィクション作家をしている方がいる。著名というわけではないが、電子書籍ではなく出版社からキチンとした実物の本を世に出している。彼は基本的な執筆活動の傍ら、定期的に刊行される雑誌にも寄稿していて、… 続きを読む »

素朴さと差別[Rusticity and discrimination]

投稿者: | 2022-12-22

 私が歳を取ってきたせいもあると思うが、“へりくだる”というか、謙虚な姿勢の人を見ると感銘を受けるようになってきた。先日テレビで、あるバラエティ番組を観ていた時のこと。その番組はドラマやコント等ではなく、出演者に対して一… 続きを読む »

希代の英雄[Unsung Hero]

投稿者: | 2022-12-05

 現在中東のカタールで行われているサッカーのワールドカップで、今日は、あるチームの一戦を観た感想を書きたい。そのチームには30代半ばを迎えたあるベテラン選手がいて、キャプテンとしてみんなを引っ張っている。日本の一般的なサ… 続きを読む »

アマゾンの食材[Ingredients from the Amazon]

投稿者: | 2022-11-30

 とあるテレビ番組を観た。基本的に、ある日本人の料理人が南米のペルーを旅しながら珍しい食材を紹介するという内容だった。この料理人の方が凄かった。何が凄いかというと、この方の「人間力」というか、「覚悟」というか、試練に自ら… 続きを読む »

未だ見ぬ人たちのために[For those who have not yet met]

投稿者: | 2022-10-13

 繋がりたい。そう思うのは私が寂しい思いをしているからだろうか。建前的ないわゆる“お付き合い”ではなく、本音で会話できる関係というか、問題意識を共有できる間柄というか、「心を開き合える存在」と繋がりたい。 もし誰かと考え… 続きを読む »

賢さと愚直さ[Wisdom and Honesty]

投稿者: | 2022-10-10

 一生懸命に何かをやっている人を見ると、やっぱり応援したくなる。やっていることが良いことかとか、正しいことかどうかの判断はちょっと置いておいて、懸命に尽力している姿は胸を打つ。そこに邪まな欲望や利害関係が絡んでいない場合… 続きを読む »

職業選択の憂鬱[The Melancholy of Occupational Choice]

投稿者: | 2022-10-06

 今でもふとした時に思うことがある。「学校の先生になれば良かったかな~?」と。もしかしたら私は教員という職業に適性があったかもしれないと考えることがある。高校の時に進学先を決めるとき、確かに教員への道を模索したこともあっ… 続きを読む »